気管支喘息は年齢によって様々な原因があります。それぞれの病状に合わせた治療を提案します。
当院では主に乳児期から学童期(高校生まで)の気管支喘息に対応しています。

当院の診療方針

病態をしっかりと把握

問診や聴診だけでなく、血液検査や呼吸機能検査などを組み合わせ、『どうして症状が出ているのか』『どのような症状なのか』といった病態をしっかりと把握します。

病態に合わせた治療を提案

気管支喘息は薬の服用だけでなく、ダニ・ハウスダストの除去や運動の管理など、様々な対策が必要になります。
一人ひとりの病態に合ったオンデマンドの治療を提案します。

個々に合わせた治療目標(ゴール)設定

『日常生活を安定して過ごしたい』『アスリートなので運動しても症状が全くない状態を目指したい』など、それぞれの治療目標があると思います。
皆さんの治療目標に向かって無理のない治療を心がけています。

検査について

特異的IgE検査など(血液検査)
ダニ・ハウスダスト・カビ・花粉など、喘息発作の引き金になるアレルギー体質の有無を調べます。

呼吸機能検査 [導入予定]
肺活量や一秒率(1秒間でどれだけの量の空気を吐けるか)など、呼吸機能の詳細を調べる検査です。

呼気NO(一酸化窒素)検査 [導入予定]
肺内でアレルギー性の炎症があると吐く息の中にNO(一酸化窒素)が検出されます。

治療について

環境指導

ダニやハウスダスト・ペット・煙・運動など、喘息発症に関わる要因について、”どのように回避すればよいか” などについてご指導いたします。

喘息発作予防

喘息は『発作を予防する』のが最も重要です。内服薬や吸入薬などを組み合わせ、喘息発作がおきない状態をキープします。

喘息発作治療

喘息発作が出てしまった時は吸入薬や点滴薬などで治療を行います。重度の発作の場合は近隣の病院へ紹介入院していただく場合もあります。