食物アレルギーは2〜3歳で完治する軽症な方から、少量の誤食で命の危険がある最重症の方まで、重症度は様々です。それぞれの病状に合わせた最善の診療を提案します。

当院の診療方針

無闇な完全除去をしない

食物アレルギーは症状が出ない範囲で食べる練習を続けた方が治る可能性が高まることがわかっています。
食べられる可能性がある場合はむやみな除去は行いません。

摂取可能量を確認しながら
安全に食べる

自己判断で摂取量をどんどん増やすのは危険です。
どの程度の量まで食べられるか、しっかり判定しながら接種可能量をご指導いたします。

万が一の発作時にもしっかりと
対応できるように

少量摂取練習中や誤食時に万が一発症しても、慌てずに対応できるようにご指導いたします。居住地域の救急体制に配慮した対応をご提案いたします。

検査について

特異的IgE検査(血液検査)
いわゆる ”アレルギー検査” です。問診から食物アレルギーが疑われた時に最初に行う検査です。

プリックテスト(皮膚を用いた検査)
皮膚にアレルギー物質をごく微量入れ、腫れるかどうかを観察する検査です。血液検査だけでははっきりしない場合などに行います。

食物経口負荷試験
実際に ”疑い食品” を食べてもらい症状が出るかどうかを観察します。
アナフィラキシー(全身のアレルギー症状)を起こす危険性のある方は木曜午前中の『特殊外来』の時間に食物傾向負荷試験を行います。

治療について

病状に合わせて適切な治療法を提案します。
少量摂取が可能と判断した場合は自宅での摂取を続けていただきます。
重症の場合は完全除去を指導させていただく場合もあります。

アナフィラキシー(全身の急性アレルギー反応)のリスクが高い方には ”エピペン®︎” を処方します。

食品除去により栄養が偏らないように、代替食品などの栄養指導も行います。