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マイナ保険証義務化で医療機関廃業が多発!?

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Dr.小柳

みなさんこんにちは。
ちょっと残念なニュースです。

マイナ保険証義務化

ご存じの方が多いかと思いますが、今年12月から紙の保険証が廃止となり、マイナ保険証に1本化されます。

マイナ保険証義務化に関連する、気になるニュースを見つけました。

元記事

「マイナ保険証」導入強行で医療機関が廃業ラッシュ(Yahoo! Japanニュース)

  • マイナ保険証・オンライン資格確認システムの設備導入には最大で数百万円の費用がかかる
  • 国から導入補助金が支給されるが、必要経費のごく一部であり、とても足りない
  • 紙カルテで運用しているクリニックは電子カルテシステムを入れる必要も出てくる
  • 小規模の医院はシステム導入費用が捻出できず、廃業せざるを得ない医院が増えている

パソコンすら無い診療所は多数存在

かなり一般的になってきた電子カルテですが、2023年のデータでは無床診療所および200床未満の小規模病院での電子カルテ導入率は『48.8%』らしいです。

実感では8割は超えていると思っていたのですが、思ったよりも電子カルテを導入していない医療機関がまだまだ多いんですね・・・この調子だと、電子カルでは愚か、パソコンすら無い診療所も結構な数ありそうです。

当院はすでにマイナ保険証対応済みですが、対応が困難な医療機関が多数あるようなので、折り合いをつけてうまく進めてほしいものです。

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Dr.小柳

多くの人が望んではいない政策のせいで医療機関が激減するのだけは避けてほしいですね・・・

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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