猛勉強です。
日本小児アレルギー学会
今週末は『第59回 日本小児アレルギー学会 学術大会』で猛勉強しております。
先月は『日本アレルギー学会』で成人も含めて総合的なアレルギー疾患の学会でしたが、今回は ”小児” のアレルギー疾患が中心の学会です。
参加医師は必然的に「小児科」の先生が多いです。
沖縄で開催中
今回の学会、なんと沖縄で開催です!
「おぉ〜沖縄〜!」
今回の学会開催地がわかった瞬間、とてもテンションが上りました。
学術大会は日本各地で開催されるのですが、人が集まりやすい大都市で開催されることが多いです。特に会員の多い巨大学会は地方で行われることは稀です。
「沖縄最高〜!」
と、言いたいところですが、なんと現在クリニックに籠もっています。
オンラインで学会に参加しております (´;ω;`)
直前まで沖縄旅行を計画していましたが、様々な事情(確定申告対策とか、確定申告対策とか、確定申告対策とか…)でオンラインで学会映像を流しながら書類と戦っています。
”書類戦闘レベル” の低い私は、書類の山を見ると元気がなくなります。
今回の学会は「アレルギー予防」関連の話題が多い
小児アレルギー学会だけに「小児のアレルギー」の話題ばかりなのですが、今回は『アレルギー予防』関連の研究発表が多いようです。
ついにアレルギーは「治療」から「発症予防」へと研究の中心がシフトしてきているようです。
アレルギーの多くは『後天性疾患(生まれつきではなく、生まれた後から発生する病気)』であることがわかっており、専門家の多くは『アレルギーは予防できる可能性がある病気』と考えています。
アレルギー予防は一筋縄ではいかない
学会発表を聞いていると、”『アレルギー予防』のために一筋の光は見え始めているが、思ったほど簡単ではない” ようです。理論的には予防ができそうなのに、実際に試して見るとあまり効果がなかったという研究発表が目立ちます。
学会に集中して書類整理は全く進みません。書類の山は『山』のまま鑑賞することにしました!
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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