Dr.小柳
みなさんこんにちは。
少し古い記事ですが、興味深い記事を見つけたのでご紹介!
血液型により重症化リスクに差
元記事
「A型の重症化リスクは高め」血液型によるコロナ重症化リスクの違いが海外で判明(BAZAAR記事より)
この記事によりますと、新型コロナウイルス感染症で最も重症化リスクが低かったのは『O型』、最も重症化リスクが高かったのは『A型』だったそうです。
今回の発表以前にも同様の結果が出ている研究もあり、信憑性は高そうです。
理由はわかっていない
今回の研究では明らかな有意差が認められており、「たまたま多かった」わけではないようです。
論文の中で理由を推測していますが、よくわかっていないようです。
他の病気でも血液型による違いが見られる
血液型による『重症化リスクの違い』については、ピロリ菌感染やノロウイルス感染などでも報告があり、ピロリ菌感染については新型コロナと逆で、「O型がピロリ菌感染しやすい」というデータが出ているそうです。
血液型占い
みなさんは『血液型占い』を信じていますか?
日本では古くから『血液型占い』が人気で、朝の情報番組や週刊誌など、あらゆるところに『血液型占い』が登場します。
なんと、海外では『血液型占い』を誰も信じていない(というか全く流行っていない)そうです。
でも今回の研究結果などを見ると、「血液型による運勢の差」もあるのかもしれませんね。。。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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