機器はあるのに

Dr.小柳

みなさんこんにちは。
今日は愚痴を聞いてください＾＾；

オンライン資格確認

オンライン資格確認とは、患者の保険資格の確認作業をオンラインで行うことです。今までは医療機関や薬局の窓口で、患者が加入している医療保険などを確認する作業（資格確認）を手作業で行っていました。今後はマイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号により、オンラインで確認する方法へ変わります。

当ブログで何度か取り上げていますが、2023年4月から『オンライン資格確認』が義務化されます。

国による ”義務化” ですので、従わないと保険診療ができなくなってしまうため、クリニックは特例を除いて絶対に導入しなければいけません。

半年前から依頼しているのに・・・

当クリニックでも当然『オンライン資格確認』導入について業者さんと昨夏から準備相談し、秋には導入契約を結んでいるのですが・・・なんとまだ導入できていません！（キリッ）

正確に言うと機器の導入は終わったのですが、レセプトコンピュータ（医療保険の会計業務などを行うコンピュータ）との連携ができておらず、運用が困難な状況です。

突然の ”義務化（強制）” で業社さん予約待ち

どうやら昨秋から医療機関からの導入依頼が急増し、システム導入業社さんが足りていない状況みたいです。

もしかしたら当院でのオンライン資格確認の運用開始は4月以降になってしまうかもしれません。業者さんとの契約は終わっているため、4月からの義務化も”猶予措置”でセーフらしいです。

Dr.小柳

手書きカルテでパソコンも無いような診療所は今後どうなるんでしょうか・・・

文責； 小柳貴人（医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医）