今日は、一昨日のブログ「安いハムは卵白でカサ増しされている!?」の情報集めに利用させていただいた記事についての考察です。
”ゴミ” が復活!?やばすぎる外食の「卵」食品
「東洋経済オンライン」さんに2014年12月18日に掲載された記事です。
一言でまとめると、「食品業界で余った卵白は加工食品のカサ増しに再利用されている」という内容です。
この記事を初めて読んだ時は残念な気持ちになった
この記事を始めて読んだ時は衝撃でした。
当時は「不正だ」「だまされていた」という残念な気持ちになったのを覚えています。
それから数年が経過し、考え方が大きく変わりました。
「食品業界も美味しいものを安く提供できるように企業努力をしている」「何年も前からフードロス削減の取り組みをしている」「カサ増しされていようがなんだろうが美味しいものは美味しい」「美味しければなんでもいいや」
最近は、細かいことは気にしないようになってきたみたいです。歳をとってきたのかもしれません^^;
ベストセラー『 スーパーの裏側』
上記の記事を執筆した作者は、2009年発刊の『スーパーの裏側』という本を書いてベストセラーになりました。
この本はおそらくスーパーの裏側(産地偽装などの不正など)についての告発本であり、多くの方に衝撃を与えた本だからベストセラーになったんだと思います。(読んでないので間違っていたらごめんなさい)
私はこの本の内容にめちゃくちゃ興味があるのですが、あえて読んでいません。
なぜなら、”『口外できないような事実』というのはどんな業界にもあるだろうし、生きづらい世の中をみんな必死になって生きている” ”重箱の隅をつついて他人の悪口を言うよりは、細かいことを気にしないほうが幸せ” ”他人の悪口を聞くとこちらの気分も落ち込む” と考えているからです。
情報であふれている現代だからこそ、”あえて情報を入れ過ぎない” という選択
今回は、卵アレルギーの人が危険な目にあわないためにも、加工食品の卵白使用量について調べましたが、アレルギーと関連のない情報で不快な気持ちになりたくないので、それ以上の情報は入れないという選択をしました。
インターネットでなんでも調べることができる時代ですが、無闇に情報を入れすぎると逆にダメージをうけることがあるかもしれません。
”あえて情報を入れすぎない” と言う選択もありだと思います!
当ブログはアレルギー関連の情報だけでなく、様々な情報を掲載します。全く興味のない内容はもちろん読み飛ばしていただいてOKです。
記事に対する意見や疑問は下のコメント欄からコメントをいただけると嬉しいです。ホームページに掲載してほしくない場合、その旨を書いていただければ、ホームページには掲載せず、お返事のみいたします。
文責; 小柳貴人(アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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