長岡市「学校給食における食物アレルギー対応検討会」
昨日、長岡市教育委員会さんの主幹で「学校給食における食物アレルギー対応検討会」が開催されました。
私と、複数の市内小中学校の栄養教諭・養護教諭の方々、学務科保険給食係の方々、総勢10名程度で『長岡市内の学校給食における食物アレルギー対応(管理・予防など)』について話し合いました。
「太田こどもとアレルギークリニック」の太田匡哉先生も検討会メンバーなのですが、今回は日程が合わず、事前にメールでのやり取りでご意見を伺いました。
メインテーマは『魚アレルギーへの対応』
今回の検討会では、以下のことを話し合いました。
- 『学校生活管理指導表』等食物アレルギー対応関係書類の改訂について最終確認
- ”魚アレルギー” 児童への給食対応について
- ”生卵のみ除去” となった鶏卵アレルギー児童の『学校生活管理指導表』提出について
魚アレルギーは食物アレルギーの中でもとりわけ給食対応が難しく、「どうすれば安全に給食を提供できるか」について白熱した議論が展開されました。
アレルギー専門医としてアドバイザーを務めましたが、学校の先生方の本気度がヒシヒシと伝わってきました。私自身も、とても勉強になりました。
※当直明けだったので、寝ぼけて変な発言しなかったかちょっと心配だったりしますが、参加された先生方、大目にみてください m(_ _)m
今回の検討会では活発な意見交換ができました。
次回の検討会も予定されており、「長岡市としての食物アレルギー対応」をしっかりとまとめて各小中学校に還元できればと思います。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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