にゃほー。
みんなの家には「子どもの写真」飾ってる?
今日は『家に子どもの写真を飾るメリット』を説明するよ!
コロナ禍で『子どものメンタル』がやられている
コロナ禍で子どもは ”自信” をなくしている
およそ2年前に始まった『コロナ禍』ですが、全く終息の気配がありません。それどころか、「オミクロン株」なるものが世界中を支配しています。
「オミクロン株」は尋常じゃない感染力で、若年者を中心に感染が広がっています。10歳以下の小児に強い感染力があり、日本中で休校・休園が繰り返されています。
コロナ禍が始まってからというもの、運動会や発表会、修学旅行、卒業式といった子どもたちにとって ”人生の大イベント” が軒並み中止となってしまっています。
平常時の授業も大事なのですが、こういった大きなイベントを経験することで子どもたちは世の中のあらゆる物事に興味を持ち、自信を身につけていくのだと思います。
現在、”子どもたちの活躍の場” がなくなっており、『やる気』『自信』をなくしてしまっている子供が増えているようです。
もともと日本の子どもは『自己肯定感』がダントツに低い
平成26年のデータですが、日本の子どもは世界各国と比べ、格段に『自己肯定感』が低いことがわかっています。
内閣府資料より
自己肯定感
「自分の存在には価値がある」「自分自身に満足できている」と自分の価値や存在意義を肯定できる感覚のこと。他人からどう評価されているかは関係なく、自分自身が「自分の現状」を評価し満足しているか。
日本は欧米各国と比べ、自己肯定感がダントツに低いです。様々な理由があると思いますが、日本は外国に比べ、目立つことが嫌われる風潮があります。「みんなと同じ行動をする」「規律を守る」という同調圧力が強く、”ありのままの自分” を認められる機会が少ないのが大きな原因ではないかと言われています。
コロナ禍で子どもの自殺が増加
みなさん、10歳代の死因トップは何かご存知ですか?
なんと自殺がトップなんです。交通事故死よりも多いんです。本当に痛ましいデータです。。。
しかも、コロナ禍で小児の自殺が急増してしまったらしいです。
自殺と『自己肯定感の消失』は強い関連がある
様々な研究から、自殺と『自己肯定感の消失』には強い関連があることがわかっています。自己肯定感が低いと「この世での自分の存在価値が見出せない」と感じてしまうのかもしれません。
家に子どもの写真を飾ろう!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、『子どもの自己肯定感』をどうやったら上げることができるのか?
非常に有効といわれているのが「家に子どもの写真を飾ること」です!
家に子どもの写真を飾ると、子どもの自己肯定感が向上する
子どもの自己肯定感を高める、あるアイテムと深い理由
まずは上のリンク記事をご覧ください。
『家に子どもの写真を飾る』のは「自分がこの家の一員である」「あなたはこの家族にとって大切な存在です」という大事なメッセージを毎日確認できます。
何かにチャレンジして成功した時の写真などを飾れば、「自分には良いところがある」「自分はやればできる」など、自信を持つきっかけにもなると考えられています。
上の記事によると、寝室に写真を飾るとより効果的だそうです。
Canonさんホームページより引用
コロナ禍で閉塞感いっぱいの現在、子どもの自己肯定感を向上させるため、家に子どもの写真を飾ってみてはいかがでしょうか?
我が家にも娘の写真がいっぱい飾ってあります。妻の助言のおかげ。ありがとう。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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