Dr.小柳
みなさんこんにちは。
今日は「少子化」に関連する話題です。
元記事
Yahoo! JAPAN ニュースに気になる記事が掲載されていました。
「自己責任」が重すぎる──増える「子どもがほしくない20代」
なかなかボリュームのある記事ですので、中タイトルを抜粋してみました。
- 増えている「結婚はしたいけど子どもはムリかも」と考える女性
- 母親への抑圧が強い社会が恐ろしい
- ジェンダー不平等な家庭環境の影響
- キャリアの構築において子どもはリスク?
- ロールモデルがないのが問題
- 「昭和型」の働き方を変える必要がある
- 「子どもに優しく」を法律化すべき
- 子育てのリアルな声が背中を押してくれる
この文章に現代の「子育てのしづらさ」の理由が集約されている気がします。
少子化対策は「経済支援」だけではうまくいかない
日本政府は『異次元の少子化対策』と銘打っていくつかの少子化対策に関する法律を整備していますが、そのほとんどが「お金」に関するものです。
子育て世代が最も経済的に厳しいのは以前から指摘されていることであり、費用面の補助は絶対に必要です。しかし、今回ご紹介した記事に書いてある通り、「経済的に問題がなかったとしても子どもを育てる自信がない人」が増えている気がします。
少子化を本気で食い止めたいのであれば、子育て費用の支援だけではなく、『子育てしやすい世の中』を作る必要があるのではないでしょうか?
Dr.小柳
もっと楽しく子育てできる社会になってほしいですね!
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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