子育て

コロナ禍で子どもの『ネット・ゲーム依存』が急増

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にゃっほー

にゃほー。
コロナ禍の一斉休校以降、子どもの『ネット・ゲーム依存』が増えているんだって!

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Dr.小柳

先日、日本小児科学会新潟地方会が開催され、オンラインで参加しました。
大変勉強になる発表ばかりでしたが、特に気になった発表が『子どものネット・ゲーム依存』です。
私の持論をお話しします。

当ブログの『子育てコラム』について
私は子育ての専門家ではありません。この『子育てコラム』は小児科医としての私個人の意見であり、もしかしたら間違った見解もあるかもしれません。”そんな意見もあるんだな” というスタンスでご覧ください。

ネット・ゲーム依存

コロナ禍で子どもの『ネット・ゲーム依存』が急増

コロナ禍による昨年春の ”全国一斉休校” 以降、子どもたちの『ネット・ゲーム』依存が急増しているようです。全国でその傾向が指摘されており、新潟県内も例外ではないようです。

都道府県により多少の差はあるかもしれませんが、全国的にはコロナ禍前の1.2〜1.5倍程度に増えているようです。

ネット・ゲーム依存とは

何を『ネット・ゲーム依存』と呼ぶのかは諸説ありますが、「ネット・ゲーム利用により、日常生活に支障をきたすもの」という定義が一番分かりやすいかと思います。

PC・スマホでのネット(SNSも含む)やゲーム(主にビデオゲーム)にのめり込んでしまい、日常生活が正常に送れなくなる状態です。

  • 深夜までネット・ゲームを利用
  • 睡眠時間を削ってまでネット・ゲーム、朝起きられない
  • ネット・ゲームが原因で学校や習い事を休む
  • 挨拶など、コミュニケーションがうまくできなくなる
  • 勉学に影響が出てしまい、成績が落ちる
  • 過度な課金
  • 対人関係の悪化、暴力的になる
    などなど

ここから先は私の持論です(専門家ではないので参考程度に読んでください)

私は子どもの頃、ゲームをしまくりました

何を隠そう、私自身、小学生から大学生に至るまで、ビデオゲーム(ファミコン〜PS2まで)をやりまくりました!
長い日で1日5時間くらい利用したかもしれません。

当時はまだネットが発達していなかったため、ネット依存になることはありませんでしたが、ファミコンやらゲームボーイやらで遊びまくりました。

でも、「私はゲーム依存ではなかった」と断言できます。

睡眠時間はきちんと確保していましたし、勉学やイベント参加などに影響はなく、部活にも参加できていました。

自分でルールを設定していた

なぜ ”依存状態” にならなかったのかと言いますと、ゲームをやるにあたり、自分でルールを決めていたんです。

  • ゲームをしまくっても誰からも文句を言われないように良い成績をとる
  • その日に勉強をした時間=ゲームをやって良い上限の時間
  • 勉強や用事を済ませてからゲームをやる
  • ご飯を食べる時間・寝る時間にはゲームをしない

このルールは勝手に ”自分で決めた” ものです。誰からも指図されていません。

ゲームをやり始めると周りが見えなくなり、時間が経つのを忘れます。小学生ながらも「ゲームって怖い」と感じていました。「これは注意しないと危ないな」と思い、小学3年生くらいで上記のルールを決めたように記憶しています。

ネット・ゲームの病的依存による廃人化は、子どもの頃に ”完全禁止” されていた人がなりやすい?

以前何かの記事で、「ネットやゲームで廃人になってしまう人の特徴として、子どもの頃に親からネットやゲームを ”禁止” されていた人が多い」というのを読んだことがあります。一理あるなと思いました。

大学生や社会人になり、一人暮らしを始めると、ネットやゲームをしまくっても誰からも注意をされません。いつ止めるかは自分次第です。

子どもの頃にネットやゲームを ”完全禁止” され、ゲーム機やパソコン・スマホを買ってもらえなかった人は、独り立ちした瞬間からこれらの魔力にハマります。

子どもの頃に『ネットやゲームとの付き合い方』を全く学んでいない状態なんだと思います。『止め方』が分からないんですね。

ネット・ゲームは真の悪者ではない

ネット・ゲーム依存者が増えるに伴い、「ネット・ゲームは悪者」という風潮が強まってきているように思います。でも、私は「ネット・ゲームは適切に付き合えば将来に活かせる」と思っています。

前述のように子どもの頃にゲームをやりまくったわけですが、おかげでコンピュータ関連に興味を持つことができました。このホームページを自作したりできたのも、コンピュータ・機械好きが高じたものだと思います。もし子どもの頃に今のようなネット環境があったら、プログラマーかシステムエンジニア(SE)になっていた気がします。

(当時はまだパソコンの黎明期だったため、ネットができる環境になったのは大学生になってからでした。おかげで ”医療” という、私にとってもっと興味深い分野に巡り合えた訳ですが。)

ネットやゲームとうまく付き合い、 ”将来に活かせる経験” になると良いですね (^ ^)

子どもの『ネット・ゲーム』は ”禁止” するのではなく、”ルールを決めて付き合い方を学ぶ”

  • 『ネット・ゲーム』は周りが見えなり、生活を破綻させてしまうほどの危険な魔力があります。しかし、「危険だから」といって子どもの頃に完全禁止しても、大人になったら必ず接する機会が出てきます。
  • 『ネット・ゲーム依存』を予防するためには、最初が肝心です。「勉強した時間と同じ時間だけゲームをして良い」「食事や寝る時間は守る」などのルールを決めてから始めさせたほうが良いと思います。
  • ”人に決められたルール” というのは守るのが難しいものです。子どもにスマホやゲームを与える前に、”子ども自身にルールを決めてもらう” のはいかがでしょうか?

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にゃっほー

ネットやゲームとの付き合い方は『始め』が肝心なんだね!

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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