食物アレルギー

食物アレルギー集中講義④

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にゃっほー

にゃほー。
食物アレルギー集中講義第4弾だよ!

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Dr.小柳

みなさんこんにちは。
今日も先日の日本アレルギー学会関連の話題です。

食物アレルギーの半数以上がいじめを経験

日本アレルギー学会学術大会で発表された

先日、日本アレルギー学会に参加し、様々なテーマの講演を聴いてきたのですが、その中でもかなり印象に残った発表がありました。

食物アレルギーの半数がいじめを経験

衝撃的じゃないですか?

食物アレルギーのお子さんが ”いじめ” の対象となり得ることは以前から言われていましたが、実際のアンケート調査で『食物アレルギーに対するいじめ』というのが想像以上に多いことが判明しました。

論文発表されるまで詳細はお待ち下さい

アンケート調査は、アレルギー患者会に属する食物アレルギー児(小学校4年生以上)が対象だったようです。

食物アレルギー児童全員を対象としたアンケートではないため、調査結果に偏り(バイアス)が発生しているかもしれませんが、周りが考えている以上に子どもたちは心理的なストレスを抱え込んでいるのかもしれません。

今後論文発表の予定があるようなので、詳細については論文発表をお待ち下さい。

食物アレルギーで食べられないものが存在するだけでもストレスですが、多くの食物アレルギー児童が周囲の児童からいじめ・心理的迫害を受けている可能性が示唆されました。
食物アレルギーの診療は「検査して食べ方を指導する」だけではダメです。日常生活で苦労をしないように、生活環境にも気を配っていく必要があります。

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Dr.小柳

『アレルギーがあっても苦労しない=フクロウ(不苦労)』目指してがんばりますね!

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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