みなさんこんにちは。
先日子育ての駅で一般向けのお話をしましたが、次は薬剤師さん向けのお話です。
”とある製薬会社さん” よりご依頼
先日、子育ての駅「てくてく」で一般向けのお話をさせていただいたばかりなのですが、すでに次の講演に向けて準備を進めています。
次の講演はなんと ”製薬会社さん” にご依頼いただきましたっ!
お相手は ”製薬会社に勤務している、(主に)薬剤師さん”
内容は『アトピー性皮膚炎について』
「皮膚科の先生ではなく、『アレルギー科」として開業した私のお話が聞きたい」ということで、大変恐縮ですがお受けすることにしました。
アレルギー専門医としてのアトピー診療
アトピー性皮膚炎の診療は通常「皮膚科」または「小児科」に受診します。
- 15歳超えたから「皮膚科」
- 症状が強いアトピーは「皮膚科」
- 風邪と一緒に診察してもらえるから「小児科」
- 食物アレルギーや喘息もあるから「小児科」
みなさんこんなイメージで受診先を決めているんじゃないでしょうか?
おそらく ”正解” です。
最近は『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン』という、日本皮膚科学会が発行した医師向けの診療指針があり、「皮膚科」「小児科」どちらの科にかかっても標準的な治療を受けることができます。
私は「アレルギー科」と銘打って開業したため、小児科出身の医師ですが、成人のアトピー性皮膚炎の患者さんも少なからず診療しており、日々勉強させていただいております。
今回の講演では、「小児科専門医&アレルギー専門医としてのアトピー診療」をお話してこようと思っています。
一から作成
今まで小児科同士の内輪の勉強会でアトピー性皮膚炎についてまとめたことがありますが、講師としてアトピー性皮膚炎のお話をした経験があまりありません。そのため、講演スライドを一から作成しています。
しかも今回は ”薬剤師さん向け” の講演のため、かなりマニアックなお話を準備しなくてはいけません。正直、準備が間に合うのか不安しかありません。
でも、せっかくお声がけいただいたので、精一杯講師を務めさせていただこうと思います。頑張ります。
アトピーイメージ写真
アトピー性皮膚炎ってメジャーな病気ですがと〜っても奥が深いです。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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