みなさんこんにちは。
今日は当ブログの現状についてのお話です。
ブログ
親愛なるブログ愛読者の皆様
いつも当ブログを楽しみにしていただき、ありがとうございます。
当院のWebサイトアクセス数を解析したところ、開業当時は1日あたり300件程度だったのですが、現在は1日あたり1000〜1500件のアクセスがあります。多くの方に当ブログをご覧いただいているようです。本当に感謝です。
しかし、読者の皆様の中には「以前よりもブログの更新頻度が落ちているな〜」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。今日はそのあたりの事情をお話いたします。
毎日更新 → 週3回程度更新へ
おやなぎアレルギークリニックのWebサイトを立ち上げた日から、『院長ブログ』を書き続けています。開業して1年以上、ほぼ毎日更新を続けてきたのですが、最近は2日に1回程度の更新頻度となっています。
どうして以前よりも更新頻度が減ってしまったと思いますか?
- 忙しくてブログを書く時間がない
- 気力がなくなった
- ネタが無くなった
- その他、のっぴきならない事情がある
この中で、3「ネタが無くなった」に関しては不正解です。
アレルギー知識に関しても、子育てやガジェットなどに関しても、書きたいことは山積みです。
1は多少あるのですが、主たる原因ではありません。
正解は4&2です。
昨夏くらいにあった『あるトラブル』のせいで精神的に削られてしまったのが一番大きな理由です。
ある業者さんとのトラブル
ブログ更新の頻度が落ちてしまった理由、その原因をお話しします。
昨年夏頃、ある業者さんから連絡が来ました。
「うちの開発したスマホアプリを否定するブログ記事が掲載されている。内容を修正するか撤回しなさい。さもないと名誉毀損で訴える。」
「は?何のこと??」
当ブログ記事の内容には自信を持っています。嘘を書いたことはないはずですし、思い当たる節がなかったのですが、詳細を伺うとどうやら『こどもが言うことを聞かない時に怖いキャラクターからお叱りの電話がくるアプリ』の記事のことらしいです。
1年以上前の古い記事なので内容を知らない方も多いかもしれません。(現在、記事は非公開となっております)
問題になった記事の内容
- 『こどもが言うことを聞かない時に怖いキャラクターから電話がかかってくるアプリ』はこどもの教育にとって良くない可能性がある
- どこからともなくやってくる「ナマハゲ」などと違い、親が怖いものを呼んでいる状態
- 親は怖いものからこどもを守ってあげなければいけないはずなのに、このアプリでは全く逆
- このアプリは “親が楽をするため” のアプリ
こどもを守りたい
私は小児科専門医として、こどもの害になる可能性のあるスマホアプリについて注意喚起をしたかったのですが、まさか開発業者さんから「アプリの悪口を書くな。訴えるぞ」みたいな連絡が来るとは思っていませんでした。
当院に通院されているお子さんたちを守りたい一心で書いたブログ記事だったのですが、アプリの悪評が立つと売り上げに影響してしまうということなのだと思います。
アプリをディスって貶めようなどという意図は全くなかったわけで、トラブルになるのは御免なので該当記事を即刻非公開にしました。当ブログの読者の皆様にはすでに読んでいただいたと思いますし。
精神的に削られた
毎日楽しくブログ記事を書いていたのですが、このトラブルでかなり精神的に削られてしまいました。
アレルギーで困っている方、子育てに悩んでいる方などのヒントになればと思いブログを書き続けているわけですが、誰も傷つけないように記事の内容には細心の注意を払う必要があることを学びました。
ブログに書きたい内容は山積みなのですが、しばらくの間はのんびりペースで更新していきます。また元気が出てきたらペースアップしますので気長にお待ちくださいね!
個人の発信は世界につながっている
インターネットの普及していない時代と違い、個人の発信した内容は世界につながっています。ブログ記事もそうですし、SNSでつぶやいた内容もそうです。安易な気持ちで書いた内容で誰かを傷つけることがあるかもしれないので、みなさん気をつけましょう。
というわけで、ブログ更新に関して現状をお話ししました。
ブログ読者の皆様の声はとても励みになりますので、たまにでも良いのでコメント欄にブログ記事の感想などいただけると嬉しいです。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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