食物アレルギー

豆乳アレルギー

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にゃっほー

にゃほー。今日は『豆乳アレルギー』について特集だよ!

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Dr.小柳

先日、「自家製豆乳で口がイガイガした」という方が相談に来られました。今日は『豆乳アレルギー』についてまとめてみたいと思います。

豆乳アレルギー

みなさん、豆乳は好きですか?

私はたまに猛烈に飲みたくなってコンビニなどで小パックの調整豆乳(紀文)を買うことがあります。自宅の冷蔵庫にもそこそこの頻度で買い置きしています。(常備ではない・・・)

豆乳は大豆から作られるのですが、皆さんの周りに「大豆や豆腐は食べられるけど、豆乳を飲むとイガイガする」という方はいらっしゃいませんか?
実は『豆乳アレルギー』の患者さん、以前よりだいぶ増えてきているみたいです。

豆乳アレルギーは主に2種類

豆乳アレルギーは大きく分けて2種類に分けられます。

大豆アレルギー

大豆全般で症状が出てしまうタイプです。
鶏卵アレルギーなどと同じく、即時型食物アレルギー(一般的な食物アレルギー)に分類されます。

幼少期から発症することが多く、離乳食の途中で豆腐や煮大豆などを食べて発見される事が多いようです。

花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS)

カバノキ科の花粉(シラカンバ、ハンノキなど)の花粉症を患っている人が豆乳を飲むと、アレルギー症状をきたすことがあります。一般的な症状は、口の中や喉の痒み、イガイガ感などです。

カバノキ科の花粉と豆乳の成分が非常に似ているために症状が出るので、花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS)と呼ばれます。口腔内の症状がメインであり、別名『口腔アレルギー症候群』と呼ばれることもあります。

こちらのタイプは豆乳以外の大豆製品では症状が出にくい事がわかっています。

加工度合いによってアレルゲンの強さが異なる

代表的な大豆食品として、煮豆・豆腐・油揚げ・湯葉・豆乳・納豆などがありますが、味噌や醤油もれっきとした大豆製品です。また、見落としがちですが、枝豆やもやしなども大豆食品です。

加熱の強さや時間、発酵の有無などによってアレルゲンの強さが異なり、豆乳>枝豆・もやし・湯葉>豆腐>油揚げ>煮豆・納豆>味噌・醤油の順でアレルギーが出やすいようです。

血液検査(特異的IgE検査)である程度は判定可能

豆乳アレルギー・大豆アレルギーかどうかは、問診(発症した時の様子)と血液検査(大豆特異的IgE・Gly m4特異的IgE)でおおよそ診断が可能です。

保険適応で血液検査ができますので、豆乳アレルギーや大豆アレルギーが心配な方はご相談ください。

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Dr.小柳

何やら「豆乳メーカー」なるものがあるらしいので興味があります・・・が・・・定期的に作るとも思えないので買うのは躊躇してます。誰か1回だけ貸してくれないかなぁ・・・w

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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