みなさんこんにちは。
今回のギックリ腰は結構重症だったみたいで、まだまだ痛いです。
クリニック開業準備で生活リズム(ルーチン)が崩れた
現在、クリニック開院準備に追われており、クリニック内に設置する家電や家具などが徐々に届き始めています。
まだクリニックの内装工事中ですので、クリニック宛に配送しても置いておく場所がありません。そのため、一時的に自宅に保管しています。
運送会社さんに玄関先まで運んでもらうのですが、そこから一時的に保管しておく場所まで自力で運びます。これが結構きつい。
腰を痛めないように気をつけて作業していたのですが、物を運ぶのと違うタイミングでやってしまいました。『ぎっくり腰』。まだ痛いです。
普段やらない動作が知らないうちに腰に負担をかけてしまったのだろうと思います。今までの生活を続けていただけなら今回の『ギックリ腰』は避けられたかもしれません。
ルーチンが崩れた時に危険が増える
食物アレルギーも『ルーチンが崩れた時』に誤食が起こりやすい
お子さんが食物アレルギーで原因食品を完全除去している方は、自宅には原因食品を全く置かないなど、お子さんの生活圏内にできる限り原因食品が無い状態にしていると思います。
多くの食物アレルギー患者さんを診療していますが、自宅で原因食品を誤食することはかなり少ないと感じています。
では、誤食はどんなタイミングが多いのか?
答えは、『特別なイベントの時』です!
誤食を起こしやすい状況例
- 祖父母の家に遊びに行った時
- 園のイベントでおやつが配られた時
- 家族で外食に出かけた時
- 旅行中
上記のように、普段のルーチンから外れた『イベントの時』に誤食を起こすことが圧倒的に多いようです。
同居している父・母は ”自分の子がどの程度の量でどんな症状が出てしまうか” 正確に把握しています。
しかし、普段一緒に住んでいない祖父母は、食品除去に慣れていないため、不注意で提供してしまうことがあります。さらに、 ”これくらいなら食べられるだろう”、”「食物アレルギー」なんて言って好き嫌いしちゃダメだ!食べなさい!” などと言って、アレルギー食品を食べさせてしまうことすらあります。
普段の生活ではなく、『イベント時』が圧倒的に危険です。注意しましょう!
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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