にゃっほー
にゃほー。
食品表示に関するニュースだよ!
アレルギー食品表示
食品表示法により、アレルギーを引き起こしやすい食品は、必ず表示しなければいけない「表示義務7品目」と、表示が推奨されている「表示推奨21品目」が制定されています。
表示義務ー特定原材料7品目
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)
患者数が多く、重篤な症状が出やすい食品が「表示義務」とされています。
表示推奨ー特定原材料に準ずるもの21品目
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、 キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、 バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
症例が一定数報告されているが、特定原材料よりも少ない食品が「表示推奨」とされています。
次の法改定で、クルミアレルギー急増により『クルミ』が特定原材料へ
先日当ブログでもお伝えした通り、クルミアレルギーが爆増しています。2020年のデータでは、鶏卵・乳・小麦に次いで4番目に多い食物アレルギーとなりました。
クルミアレルギーは発症時に重篤な症状を起こしやすい食品でもあり、要注意の食品になってしまいました。
消費者庁は ”『クルミ』を表示推奨品目から表示義務品目に格上げしよう” という検討に入った模様です。
表示義務ー特定原材料8品目へ
今年度末までには法改正される見込みです。今度からは『8大アレルゲン』になりますね。Dr.小柳
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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