にゃほー。
『ステルスリニューアル』って何のことだろうね?聞いてみよう!
ステルスリニューアル
食物アレルギーでは「原材料表記」の確認が必須
食品表示法により、表示が義務である「特定原材料7品目」と表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの20品目」が制定されています。
近年は食物アレルギーへの関心が高まっており、ほとんどの食品パッケージに「特定原材料7品目」だけでなく「特定原材料に準ずるもの20品目」も記載されるようになりました。
食物アレルギー患者さんやその家族は、誤食を避けるため、スーパーなどで買い物をする際にパッケージ裏の『原材料表記』の確認が日課になっていると思います。
”いつも買っている”食品は『原材料表記』を見落としがち
普段からよく購入する食品は、過去に何回か『原材料表記』を確認しており、アレルゲンが入っていないことがわかっています。
そのため、”よく購入する食品ほど原材料表記を見なくなる” 傾向があるようです。
食品のリニューアルでは原材料が変わる場合がある
数年に1回くらいのペースで食品のリニューアルが行われることがあります。
食品がリニューアルされた場合、たまに原材料が変更になることがあります。極端な例を挙げると、今までは「乳不使用の食パン」だったのに、リニューアル後に「乳含有食パン」になってしまう可能性すらあります。
そのため、普段からよく購入している食品だとしても、毎回『原材料表記』をしっかりと確認することが重要です。
ステルスリニューアルとは
商品がリニューアルされた時はパッケージデザインが大きく変わったり、「さらに美味しくなりました」とか「リニューアル!」とか書いてあることが多いのですが、稀にパッケージはそのままで商品だけがこっそりとリニューアルされることがあるようです。
これを『ステルスリニューアル』と呼びます。
現在、輸送費の高騰や円安の影響で食品の値上げラッシュが起きています。商品が値上げされれば当然売れ行きは落ち込みます。
それを避けるため、原材料を安いものに変更して価格上昇を抑える『ステルスリニューアル』が行われることがあるようです。
『ステルスリニューアル』では、パッケージがほぼ同じなので、原材料が変わったことに気づきづらいので要注意です!
食物アレルギーのみなさん、”いつも買っている商品”でも毎回必ず『原材料表記』を確認しましょう!
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