にゃっほー
にゃほー。
今日はびっくりニュースだよ!
アレルギー患者数の推移
30年前と比べてアレルギー患者は増えている?
みなさんに問題です。
30年前と比べて、アレルギー疾患(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー)の患者数は増えているでしょうか?減っているでしょうか?
答え 「増えている」
グラフをご覧の通り、戦後間もない1960年代はアレルギー疾患はかなり珍しい病気でした。1980年代の高度経済成長期から急激に増加しています。
5年前と比べてアレルギー患者は増えている?
続いての質問です。
5年前と比べて、アレルギー疾患(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー)の患者数は増えているでしょうか?減っているでしょうか?
答え 「東京などの都市部では減り始めた」
出典:東京都
上のグラフを御覧ください。
これは、東京都が5年毎に発表しているデータで、3歳健診に来たお子さんに『アレルギー疾患があるかどうか』を訪ねたアンケート調査です。
令和元年度に注目してほしいのですが、東京都の各種アレルギー疾患の患者数が減少傾向にあることがわかります。
残念ながら近年の全国データは存在せず、全国的な傾向はわかっていません。
ついにアレルギー患者増加は頭打ちになり、減少傾向にかじを切ったのかもしれません。Dr.小柳
明日のブログで減少理由について考察します。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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