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PDCAサイクルとOODAループ

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にゃっほー

にゃほー。
『PDCAサイクル』って何?

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Dr.小柳

みなさんこんにちは。
みなさんは『PDCAサイクル』って知っていますか?

PDCAサイクル

PDCAサイクルとは

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)とは品質管理など業務管理における継続的な改善方法。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(確認)→ Act(改善)の4段階を繰り返して業務を継続的に改善する方法。主に日本で使われている。[Wikipediaより

先日の日本アレルギー学会で、この『PDCAサイクル』の話題が出たので、紹介したいと思います。

第二次世界大戦後に生まれた概念

『PDCAサイクル』という概念自体は第二次世界大戦後に提唱された考え方であり、実は結構な歴史があります。

『PDCAサイクル』という考え方は勤勉な日本人に非常にマッチしており、日本中に広まりました。

日本の高度経済成長の基盤になった考え方かもしれません。

医療にも応用できる

この『PDCAサイクル』は医療現場で常に使用されています。

  • PLAN:綿密な治療計画をたてる
  • DO:治療を実行する
  • Check:効果を判定する
  • Act:より良い治療法を考える

これを繰り返すことで最善な治療方法を見つけていきます。

「じっくりと計画を立ててから治療を行う」という慢性疾患に特に適した方法です。

PDCAサイクルは ”時代遅れ”?

『PDCAサイクル』はとても良い方法だと思いますが、近年では ”時代遅れ” と評価されています。

理由は・・・時間がかかりすぎるから。

「綿密な計画を立ててから実行し、実行し終わってから評価を行い、評価結論が出てから改善方法を考える」という一連の流れは一朝一夕でできるものではありません。1サイクルが終わるまでに数日から長いものでは数年かかるかもしれません。

前出のように、医療では「慢性疾患の治療」には最適な方法ですが、今にも生命の危険があるような「救急現場」では時間がかかりすぎる『PDCAサイクル』は役に立たない方法かもしれません。

OODAループ

時間がかかりすぎるという『PDCAサイクルの弱点』をカバーしているのが『OODAループ』です。

OODAループとは

OODAループは、観察(Observe)- 情勢への適応(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)- ループ(Implicit Guidance & Control, Feedforward / Feedback Loop)によって、健全な意思決定を実現するというものであり、理論の名称は、これらの頭文字から命名されている。[Wikipediaより

近年のスピード感が問われる業務に対してはこちらの『OODAループ』のほうが適している方法です。

一刻を争う「救急医療」ではこちらの概念の方が合うのではないでしょうか。

いかがでしたか?
私は『PDCAサイクル』については知っていましたが、『OODAループ』は今回調べて初めて知りました。
興味のある方は勉強してみてください。様々な業務に応用できると思いますよ!

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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