
にゃほー。
ダニが150倍になっちゃうってほんと??

どうやら本当みたいです。
ダニアレルギーは梅雨時期に悪化する
以前にも何度か当ブログで『ダニアレルギー』について特集しましたが、今年もそろそろダニアレルギーのシーズンがやってきたようです。
夜布団に入ると「鼻が詰まる」「目が痒い」「体が痒い」「咳が出る」などの症状を訴える方が増えてきています。
ダニは梅雨時期になると、他のシーズンの150倍に急増
室内のダニは1年中存在しますが、梅雨時期になると他の時期の150倍に急増することが過去の研究で判明しています。
“気温20〜30℃” “湿度60〜80%” がダニの繁殖に最も適した環境と言われており、まさに梅雨時期が格好の繁殖シーズンなんです。
この環境下では「1組のつがいが4ヶ月後には450万匹に増えた」などという報告もあり、他のシーズンとは比較にならないほど繁殖能力が爆あがりのようです。
喘息発作に注意
ダニアレルギーで最も注意が必要なのが『気管支喘息』です。
布団に入ってダニの死骸やフンを吸い込み、肺内でアレルギー反応を起こすことで、喘息発作が誘発されます。軽症なら軽度の咳のみですが、重症の場合は呼吸困難、場合によっては命の危険にさらされる重症喘息発作に至ることもあります。
普段は喘息症状が全くない方でも、「梅雨時期だけひどい症状になる」という方も多くいらっしゃいますので注意が必要です。
ダニ対策で最強なのは『布団乾燥機+掃除機』
ダニを減らす対策は多々ありますが、皆さんがよくイメージする『布団天日干し+布団たたき』は実はそれほど効果が高くありません。
ダニは紫外線や高熱に弱いため、布団天日干しが奏功しそうですが、そうではないのです。日差しを浴びたダニは一目散に日差しが届かない “布団の裏側” へ移動し、ぬくぬくと生き延びるそうです。
布団たたきは布団表面のダニは出ていきますが、布団の裏側のダニはあまり減らないようです。
ダニ対策で最も効果が高いのは『布団乾燥機+掃除機で丁寧に吸う』だそうです。布団乾燥機なら布団全体が高温・乾燥状態となり、一気にダニが死滅します。その後に強力な掃除機で丁寧に吸うと一気にダニを排除できます。
ちなみに、薬局やスーパーで売っている『ダニ除去シート』は大量に使用しないと効果が薄いようです。
ダニアレルギーっ子の前で掃除機をかけるのは厳禁
ダニアレルギーのお子さんを守るため、掃除機を使用してダニを減らす努力をするのは非常に素晴らしいのですが、ダニアレルギーのお子さんの目の前で掃除機を使用するのは絶対にやめましょう!
掃除機の排気中にダニ・ハウスダストがある程度含まれていますし、床に落ちているダニ・ハウスダストが空気の流れで空中に待ってしまうため、ダニアレルギーのお子さんがダニを多く吸ってしまう恐れがあるからです。
掃除機はダニアレルギーの方がいない時間を見計らって使用しましょう。また、掃除機を使用した後は必ず換気をしましょう。

ダニの繁殖力は恐ろしいですね・・・
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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