一般小児疾患

熱中症で白内障リスク約4倍

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Dr.小柳

いや〜暑いですね〜。
連日『熱中症』の報道を目にしますが、今日は気になる記事を見つけたのでご紹介します。

熱中症になると白内障のリスクが約4倍に!

元記事

40℃迫る猛暑日200地点越え 熱中症で白内障リスク約4倍(テレ朝news)

テレ朝newsの記事です。

金沢医科大学の眼科教授らのグループが260万人分のデータを解析し、「熱中症にかかると5年後に白内障を発症する確率が約4倍になる」ということを発見したそうです。

熱で水晶体がタンパク変性

記事によると、熱中症などで眼内温度が上がると、水晶体のタンパク質が変性して白濁することで白内障を発症しやすくなるのではないかと推測しているようです。

生卵の卵白に熱を加えると、透明から白に変色するのと同様の現象のようです。

熱中症が目の病気に影響するなんて考えたこともありませんでした。
みなさん、熱中症は全力で避けましょう!

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Dr.小柳

温暖化がどんどんすすんでいるので、高校野球など、もっと涼しい時期に変更した方がいいのかもしれないですね・・・

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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