にゃほー。
今日のタイトル ”食器ング” なんだけど・・・
みなさんこんにちは。
今日はお子さんの虫歯予防に関しての情報をどうぞ!
食器を別々にしても虫歯予防にはならない
子どもの虫歯は激減している
みなさん、子どもの虫歯が激減していることをご存知ですか??
学校保健統計 12歳時点での虫歯被患率等統計
このグラフを見れば一目瞭然!
昭和の頃と比べて「虫歯のある子どもはおよそ3分の1」、「虫歯の本数は5分の1」にまで減っているんです。
とっても素晴らしいです。こんなに減っているのは学校や親御さんの努力によるところが大きいのかなと思います。
虫歯予防のための努力
子どもの虫歯予防のために様々な努力が行われています。
- しっかりと歯磨きをする
- 甘いものを摂り過ぎない
- 十分な睡眠をとる
- 定期検診
- フッ素塗布、フッ素入り歯磨き粉
- 親が子どもにチューをしない
- 親と子どもの食器を分ける
虫歯を特に気にする保護者の方は様々な努力をされているようです。
『食器を別々』は効果なし!
上記の虫歯予防対策のうち「親子で食器を別々に分ける」について、先日Yahoo!JAPANニュースに掲載されていたのでご紹介します。
「虫歯あるパパは食器は別に…」しかし子どもの虫歯予防に『親子の食器別々』必要なかった!夫婦喧嘩までした努力も「知っていたらもっと仲良くできたのに」では虫歯予防には?
”虫歯のある親と食器を共有すると虫歯菌が感染るのではないか” という考えから『食器を分ける』という方法に至ったのだと思いますが、実はかなり前から虫歯予防効果がないことが判明しています。
お子さんに話しかけるだけで多くの唾液が飛ぶため、食器を分けてもほとんど効果がないそうです。
ということは『チューをしない』も同様に効果がなさそう。
やっぱり虫歯を予防するために最も大事なのは『しっかりと歯磨きをする』ことだと思います!
”虫歯とアレルギーの関係” とか研究したら面白い結果が出てくるかも・・・
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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