一般小児疾患

妊娠中は少量のアルコールでも胎児の顔が変わってしまう

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にゃっほー

にゃほー。
なんだか恐ろしいタイトルだね・・・

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Dr.小柳

みなさんこんにちは。
興味深い記事を見つけたのでご紹介します。

妊娠中のアルコールの影響

元記事

妊娠中はたとえ少量でもアルコール摂取が「子どもの顔」を変形させてしまう(ナゾロジー記事より)

ナゾロジーは難しい科学論文をわかりやすく解説してくれるサイトで、たまに見ています。

今回ご紹介する記事は、「妊娠中のアルコール摂取の影響について」の研究です。

今までわかっていたこと

これまでの研究で、妊娠中の大量飲酒は赤ちゃんに胎児性アルコールスペクトル障害と呼ばれる広範な障害を引き起こすことが知られていました。

胎児性アルコールスペクトル障害の赤ちゃんには認知障害、学習障害、記憶障害、行動障害、言語発達の遅れ、および注意欠陥多動性障害(ADHD)などの様々な障害が発生します。

また母親の飲酒の影響は顔の形状にも変化が及び、上の写真のような、薄い上唇、鼻の下(人中)の平坦化、目の開きの狭小、上向きの鼻など、素人目にも識別できるような「異常な顔」の変化を起こします。

またこれらの症状の重さは一般的に母親の飲酒量に依存しており、大量の飲酒を行っていた母親ほど症状が重い赤ちゃんが生まれてきます。

今回の研究でわかったこと

”妊娠中のアルコールが胎児にどのような影響を及ぼすか” については以前から多くのことが判明していましたが、”どのくらいの量のアルコール量から胎児に影響が出るのか” については全くわかっていませんでした。今回の研究はその点に着目したようです。

研究の結果、週にわずか12g未満のアルコール摂取であっても、9歳時の子供の顔に有意な変化を及ぼしていること” がわかりました。

『12gのアルコール』というのは「ワイングラス1杯のワイン」または「中くらいのサイズのコップ1杯のビール」に相当します。

妊娠中は週に1杯のワインを飲むだけで胎児に大きな影響が出る

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Dr.小柳

正直、少量のアルコールで胎児にこんなに大きな影響が出るとは知りませんでした。
妊娠中のアルコール摂取は絶対にやめましょう!

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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