Dr.小柳
前回の続きです。
ホテルのアレルギー対応
道東旅行中は複数の宿泊施設に泊まりました。
その中で、特に目を引いたのが ↓こちら
ホテルの食事会場の入口に『アレルギーポリシー』がデカデカと表示されていたんです。
こういうのを見ると、食物アレルギー対応をかなりしっかりと行っている施設なんだな〜と関心しました。
食物アレルギーの患者さんにとって、宿泊は ”非日常”
食物アレルギー対応が必要な方は常日頃から誤食しないように細心の注意を払っています。
日常生活(自宅、学校など)では食物アレルギー対応がルーチン化しており、対応に慣れているかもしれませんが、旅行などの外泊というのは食物アレルギー患者さんにとっては ”非日常” です。誤食の危険性がかなり高まります。
万が一誤食してしまった場合、旅先だと医療機関もどこを受診したらよいかわからず、夜間や休日の診療体制も自治体によって対応が全く違います。ある程度事前に調べておく必要があります。
食物アレルギー対応がしっかりしている宿泊施設かどうか、事前によく調べるのはとても重要です。今回の記事のように、『アレルギーポリシー』を掲げている施設は食物アレルギー対応をしっかり行っている施設である可能性が高いので参考になさってください。
Dr.小柳
道東旅行記は本日で一旦終了です。もっといろいろあったんですが、またの機会にお伝えします。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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