みなさん、『トロッコ問題』ってご存知ですか?
アレルギーとはあまり関係がありませんが、この『トロッコ問題』について私見があるので、今回「子育て」のカテゴリーで記事にします。
トロッコ問題
トロッコ問題とは?
線路を走っていたトロッコが制御不能となりました。
このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまいます。
あなたはたまたま線路の分岐器(トロッコの進路を切り替える装置)のすぐそばに立っています。
あなたがトロッコの進路を切り替えれば5人は確実に助かります。
しかし、その別路線でも1人が作業しており、トロッコの進路を切り替えると5人の代わりに1人が轢かれて確実に死んでしまいます。
注)あなたは分岐器を切り替える以外の手段はありません(置き石などの方法でトロッコを脱線や停止させることはできない)
問.分岐器の近くに立っているあなたはどうしますか?
Wikipediaより引用
非常に難しい問題ですよね?
みなさん自分なりの答えとその理由を考えてみてください。
注)この問題は中学生以下には解かせないでください。(理由は明日のブログで述べます)
小学校の授業で取り扱われて物議
2019年に『トロッコ問題』をある小学校の授業で題材とされました。
その後、「小学校で問うべき問題なのか?」ということで全国ニュースになるほど物議を物議を醸しました。
分岐器を「切り替える」か「そのまま様子を見る」か、あなたはどちらを選択しますか?
明日のブログで私の見解を述べたいと思います。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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