食物アレルギー

エピペン処方外来

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にゃっほー

にゃほー。
『エピペン処方外来』の紹介だよ!

エピペン

エピペンとは

みなさん、エピペンという薬をご存知ですか?
エピペンは商品名であり、一般名は「アドレナリン自己注射薬」です。

食物やハチ刺され、薬剤アレルギーなどで、全身に重篤な症状が出てしまう状態(アナフィラキシー症状)の時に患者さん自ら注射する薬です。

患者さんがお子さんの場合は、保護者の方や園/学校の先生がエピペンを投与します。

エピペン

かれこれ100名以上に処方

エピペンは「アナフィラキシー症状が出てしまう危険性がある方」、更に言うと「アレルギー症状で命を落とす可能性がある方」に処方します。

食物アレルギーで重いアレルギー症状が出てしまった方に処方することが多いのですが、ハチ刺されや運動誘発性アナフィラキシーなど、食物以外の原因で処方する場合もあります。

私が立川綜合病院で「アレルギー外来」を立ち上げて以来、かれこれ10年程度が経過しますが、総計で100名以上にエピペンを処方しました。

エピペン処方外来

エピペンは処方してもらうだけではダメ

エピペンは通常の薬と同様、クリニックから発行された処方箋を指定の薬局に持っていって処方してもらいます。

ただし、エピペンは ”注射薬” です。使い方がわからなければ持っている意味がありません。

通常の薬と違い、「どんな症状が出たらエピペンを使用するのか」「使用方法」「作用と副作用」「薬剤の管理方法」など、様々なことを学んでもらう必要があります。

エピペン処方外来

エピペンの使用法や管理法をきちんと学んでいただくため、当院ではエピペン処方のためだけの外来を設定しています。

エピペン処方外来(集団指導、主に使用期限切れ再処方)
・毎週木曜日午前中 10:30までに来院ください。
・30分程度の全体講義の後、一人ずつ診察室でお話して処方になります。
・エピペン処方外来はWEB予約できません。院内でスタッフが予約をお取りします。

エピペン初処方の方は集団ではなく、個別外来で指導します。

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Dr.小柳

エピペンは命を守ってくれる緊急薬です。当院では「処方だけして終わり」ではなく、「具合が悪くなったときにどう対応するか」をしっかりと指導しております。平日午前中という時間帯で申し訳ありませんが、ご了承ください。

文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)

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