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重い毛布は睡眠の質を上げる

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Dr.小柳

みなさ〜ん、快眠できていますか?

軽い布団?重い布団?

みなさんは普段どんな布団を使用していますか?

”軽〜い” 高級羽毛布団?それとも昔ながらの ”重たい” 綿布団?

今日は ”掛け布団の『重さ』が睡眠に影響を与えるかもしれない” という論文を見つけたのでご紹介します。

重い毛布を使用すると睡眠ホルモンの分泌が増える

原著論文
A weighted blanket increases pre‐sleep salivary concentrations of melatonin in young, healthy adults – Meth – Journal of Sleep Research – Wiley Online Library
https://doi.org/10.1111/jsr.13743

結果だけ抜粋すると、”加重ブランケット(重たい毛布)を使用した被験者は軽い毛布を使った被験者と比較して、メラトニンレベルが平均約32%上昇することが判明” だそうです。

メラトニンというのは概日リズムを調整しているホルモンで、別名『睡眠ホルモン』と呼ばれています。体内時計の調節に関わっているホルモンです。

今回の研究では、「重たい毛布」を使用するとメラトニンの分泌が飛躍的に増え、『睡眠の質』が上がる可能性があると考察されています。

布団が軽すぎると眠りづらい

個人差があると思いますが、私は「めちゃくちゃ軽い布団」だとなかなか眠れません。少し重みがあって体を抑えてくる感じの布団だとすぐに眠れます。

以前から感じていたのですが、今回の論文を発見して合点がいきました。

睡眠の質が上がると免疫力が上がる

以前からこのブログで『睡眠』関連の記事を何度か書いています。

『睡眠の質』は体の免疫力にかなり大きな影響を与え、新型コロナなどの感染予防にも関わる重要な要素です。

みんなで『睡眠の質』を上げて健康に過ごしましょう!

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