Dr.小柳
みなさんこんにちは。
だいぶ涼しくなってきましたね〜。
やっと秋らしく
今年の夏は猛暑で35℃超えの日が続きました。9月に入ってからも30℃超えの真夏日がずっと続いていましたが、下旬に入りやっと30℃を下回るようになってきました。夜中から朝にかけては肌寒く感じるほどです。
一日の寒暖差が激しいこの時期ですが、アレルギーにとっては非常に厄介です。
- 喘息の悪化
- じんま疹の悪化
- 秋の花粉症
様々なアレルギー疾患が悪化する時期なんですね〜。
じんま疹が急増
特に最近急増しているのが『成人のじんま疹』。
じんま疹が全身に激しく出ている人が多く、「夜も眠れない」と多くの方からご相談を頂いております。私のありったけの知識を総動員してじんま疹と対峙するのですが、それでも治まりきらない方がいらっしゃいます。
あまりにも重症なじんま疹の場合、一時的にステロイド剤を服用してもらったり、重症の慢性じんま疹患者さんには『ゾレア®（オマリズマブ）』という注射薬で治療する場合もあります。
これからが本番
例年、アレルギー疾患は10月が悪化のピークだと感じています。おそらくこれから喘息発作が増えると思いますので、皆さん体調の変化にご注意ください！
Dr.小柳
夜間に咳き込む場合などは早めの受診をお勧めします。
文責； 小柳貴人（医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医）
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