みなさん、ふるさと納税って活用していますか?
今日は「食物アレルギーの方のふるさと納税活用法」についてご紹介します。
ふるさと納税とは
「ふるさと納税」とは寄付の一種で、日本の税制の寄附金控除を活用した制度です。
- 好きな自治体を選んで寄付できる(居住地の自治体は寄付可能だが返礼品なし)
- 返礼品がもらえる(寄付金額の3割以内の返礼品、自治体によりさまざまな返礼品が用意されている)
- 寄付金の使用目的が選べる(寄付した自治体の教育や子育て、まちづくりなどに寄付金を役立ててもらう)
ふるさと納税で寄付できる上限額は収入で大きく変動します。「ふるさと納税、上限額」で検索すると様々なページで調べることができます。
人気の返礼品は『食べ物』
ふるさと納税の返礼品は多岐にわたります。食品、家電、雑貨、民芸品、旅行券やテーマパーク入場券、スキー場リフト券などなど。
人気返礼品ランキングを見てみると、上位は食品がほとんどを占めているようです。
自分で購入するにはちょっと高額すぎて・・・という贅沢グルメも、「返礼品としてもらえるのであれば食べてみたい!」ということですね(^^)
返礼品に『アレルギー対応食品』が増えてきている
ふるさと納税の返礼品として、食品が人気なわけですが、この数年、『アレルギー対応食品』がじわじわと増えてきています。『卵・乳・小麦不使用スイーツセット』とか、『アレルギー特定原材料28品目不使用米粉パンセット』など、探してみるとそこそこの種類が見つかります。
一般的にアレルギー対応食品として販売されている食品は安心して食べさせることができる分、やや割高なようです。自分でネット購入などをすると送料なども気になりますが、”返礼品としてもらえる” となれば、試してみても良いかもしれませんね!
2021年のふるさと納税控除は12月31日までの寄付(入金・決済)が対象ですよ!
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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