みなさんこんにちは。
今日は『塗り薬の容器』についてお話しします。
『塗り薬の容器』の種類
塗り薬(外用薬)を入れている容器には、「チューブ」と「壺容器(瓶容器)」があります。
一般的に、少量の外用薬は「チューブ」、多量の外用薬は「壺容器(瓶容器)」で処方されることが多いようです。
もともと製薬会社で製造された段階では「チューブ」に入った外用薬がほとんどで、保湿剤など、多量に処方されることのある一部の外用薬だけ「チューブ」「壺容器(瓶容器)」の両方の製剤が作られています。
薬局さんが「チューブ」から「壺容器(瓶容器)」に詰め替えてくれている
特にアトピー性皮膚炎の方、「いつも薬局で壺容器(瓶容器)でもらっているんだけど・・・」という方もいらっしゃると思います。
あれは、薬局さんが、”「5gチューブ」製剤しか存在ない薬剤が50g処方された時” など、「小さなチューブが多数になると使いづらいだろうから、大きな容器にまとめよう 」と気を利かせてくれているんです。
薬局さんによっては、処方箋を渡したときに「壺容器(瓶容器)にまとめますか?」と聞いてくれるところもあるようです。
薬局に希望を伝えよう!
いつも「ちっちゃなチューブが何本も処方されて使いにくいなぁ」と思っているあなた!
薬局さんに処方箋を渡すときに「壺容器(瓶容器)にまとめてください」と伝えましょう。快く引き受けてくれますよ!
”医師に希望を伝えて処方箋にその旨を書いてもらう” のも可能ですが、診察しながらだと間違えることが多いので、直接薬局さんにご要望を伝えてください。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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