にゃほー。
今日はアトピーの大事なお話だよ!
汗とアトピー
夏はアトピーが悪化する人が多い
いや〜暑いですね。連日30℃超えですよ・・・
少し動くだけで汗だくになってしまいますが、汗はアトピーにとって大敵です。特にスポーツをする人は夏に汗だくになってしまうので、アトピー性皮膚炎が悪化してしまう人がいます。
実は過去のブログで「汗とアトピー」についてまとめています → 記事はコチラ
暑くてかく汗はアトピーに悪い
詳しくは過去ブログを読んでほしいのですが、スポーツで汗だくになったり、気温が暑くて出てくるベトベト汗はアトピーの皮膚炎が悪化する原因になると言われています。
ベトベト汗の中には様々な汚れや、細菌やカビなどの微生物が混入しており、皮膚炎をより悪化させてしまうのではないかと考えられています。
ベトベト汗は保湿剤代わりにはならない
「汗で湿っているんだから保湿剤塗る必要ないじゃん。」と考えている人がいるかもしれませんが、汗だくの時の汗は皮膚炎の原因になれこそすれ、保湿剤代わりにはなりません。
汗だくの『ベトベト汗』の保湿効果を調べた研究は見当たりませんが、保湿云々よりも汚れ・雑菌などの皮膚炎悪化因子のほうが影響が強いようです。
皮膚炎の原因になる『ベトベト汗』をしっかりと洗い落とし、皮膚のバリアを整える『保湿剤』をしっかりと塗りましょう!
軟膏やクリームタイプの保湿剤はベトベトしますが、ローションやフォーム(泡)タイプの保湿剤はベトつきが少ないです。夏に保湿剤の塗るのが嫌な人は是非ご相談ください。
文責; 小柳貴人(医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医)
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