スマホ写真を活用しよう！

Dr.小柳

みなさんこんにちは。
今日は皆さんに『お願い』です。

アレルギー症状は受診時には改善していることが多い

アレルギー外来などの『慢性外来』は診察時に症状が出ていないことがあります。

「食物アレルギー誤食発作」「じんましん」「喘息発作」などがその代表ですが、外来で「昨晩ひどいじんましんが出たんです」と相談されても、来院時に症状が全く出ていないことがザラにあります。

アレルギー症状の多くは急性症状であり、１〜２日で改善してしまうことも多いです。

スマホ写真を活用しよう！

「じんましん」「皮膚炎」「夜間のみの咳き込み」「鼻閉によるいびき」等々、時間が経つと消失してしまうような症状は外来で直接診察することができません。

そこでみなさんに活用してほしいのが『スマホ写真』です。
みなさんが今手に持っているスマホ。間違いなくカメラがついていると思います。

症状が出ている時の状態をスマホ写真や動画に保存していただき、外来診察時に見せてください。と〜っても参考になります。

「痙攣している」とか「呼吸困難でめちゃくちゃつらそう」などの状況は呑気に『スマホ写真／動画』を撮っている場合ではありません。お気をつけください。

Dr.小柳

実際に外来で『スマホ写真』を見せてくださる人も結構いらっしゃいます。
ありがとうございます。

文責； 小柳貴人（医学博士・アレルギー専門医 ・小児科専門医）